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★毒を食らわば…

Posted by Ken at August 30,2009

7月に発売となった「herpaWings JU-52/3m ドイツ空軍 急患輸送機 クレタ島 1941-44年 D-TMBT」。


▲箱から取り出したところ。まだピトー管やフラッグは取り付けていません。

herpa の1/160タンテ・シリーズは私の大のお気に入り。小スケール機なのでバリエーションを楽しむのに最適ですし、何よりその精密な出来に魅了されています。1/160スケールという航空機モデルに馴染みのないスケールは、Nゲージという鉄道模型の世界規格からきています(同社は元々、鉄道模型のアクセサリー・メーカーでした)。

アルミ合金製のダイキャストモデルを得意とする同社ですが、「プレミアムモデル」のようなプラスチック製モデルも生産しています。1/160という小スケールにも関わらず、「ユーおばさん」をここまで精密に再現出来たのは、ひとえに材質をプラスチック製としたからでしょう。

しかし、本シリーズには大きな問題点があります。それは…、

「全てのモデルにおいて、そのディテールが "D-AQUI" 号と全く同じである」

ということ。

Ju-52 の1/160ライン "Yesterday Series" は、1990年に発売された "D-AQUI" 号(現在実際に運航中の復元機)が元になって始まったと思われます。細部に至るまで "D-AQUI" 号を忠実に再現したのはいいのですが、他の全てのモデルもまったく同じ造りになっていることについては大いに不満です。各機毎に異なるディテール(アンテナ支柱のあるなしやオイルクーラー、排気管、ピトー管の形状、スパッツ等)も、実機に忠実に再現して欲しい、と思うのは欲張りでしょうか。

出来の良い本モデルを眺めていると、ついついそんなことを考えてしまいます。

でもきっと、同シリーズでニュー・モデルがリリースされることになれば、購入せずにはいられないのです。それはこのモデルの長所ゆえ。

毒を食らわば皿まで。

お付き合いしましょう、同シリーズの続く限り。

P.S.
本モデルは近日中にレビュー予定です。
Category Tag: Review
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